食糧生産/food production

完全食品生産

2030年から食料供給量が不足し始めるとの予測がある。
(実際には世界的には各地で食糧不足はすでに発生している。)
1993年の段階で富栄養化湖沼に浮かべたイカダを用いた湖上農法技術を開発した。
しかし、湖沼、河川の利用には様々な規制があり継続を断念した。

そして、
昨年から川エビの中からミナミヌマエビを選定し、陸上養殖試験を開始した。
目的は野菜の家庭菜園と同じ感覚でのエビ養殖の一般化である。
ここにおいて再生可能エネルギー利用と米ぬかのみでの養殖を目指す。


ZERO ENERGY BRAN SHRIMP caltivation system

ゼロ・エネ・ブラン・シュリンプ養殖研究


居酒屋のメニューの川エビは川で捕れた多種類のエビの集合体。
基本的には藻だけでも育ちます。


共食いをしないので高濃度養殖が出来る。

省スペース用に開発したエアレーション機能付き水質浄化装置


加温手段としての太陽熱コレクター

熱吸収率を上げる着色媒体

水槽(左)と保温後の水槽(右)




本実験に関するQ&A

 

 Q-01 なぜ川エビを?
   ※川エビとはテナガエビ、ヤマトヌマエビ、スジエビ、ミナミヌマエビ等,川や沼で獲れたエビの総称

 

 1.高価な人口海水や海水の陸上輸送を必要としない。

 

 2.まるごと食べるので栄養価が高く、完全食品に近い。

 

 3.淡水なので野菜の水耕栽培とのコラボが可能。

 

Q-02 何故、ミナミヌマエビを選定したのですか?

 

 1.雑食で藻類、デトリタス等、何でも食べる。

   本研究では専ら米糠(ライス・ブラン)を餌とした与えている。

 

 2.素揚げにした際、テナガエビのように鋏が口内に刺さることが少ない。

 

 3.おとなしい性格で共食いせず、増やしやすい。

 

 4.閉鎖水域での養殖が可能で稚エビが海に帰る必要がない。(一時的な海水すら不要)

 

 5.卵からプランクトン(ゾエア)形態をとらず、稚エビとなる為、ポンプへの吸引リスクが少ない。

 

 6.経済価値が低いので本格養殖の実施例が殆どない。

 

Q-03 ゼロエネ・ブラン・シュリンプの名称の意味は?

 

 1.水の循環には太陽電池とソーラーポンプを用います。

 

 2.水のろ過には木炭(竹墨)等のカーボン・ニュートラル微生物担体を用います。

 

 3.冬季の加温にはエスコットで開発した太陽熱回収器「ヒートル・パネル」を用います。

 

 4.餌には栄養価が高く、安全な日本産米糠を与えます。

 

Q-04 これまでに解ってきたポイントは?

 

  1.他の生態系と分離する。捕食されやすい。

 

 2.底面にはゼオライト等の多孔質材を入れる。pH等、水質の急変を緩和する。

 

 3.エサ箱兼収穫容器を開発する。

 

 4.稚エビの生息場となる水草を入れ過ぎない。夜間の酸欠。

 

 5.急な温度変化は避ける。死滅する。

 

 6.米糠(ライス・ブラン)以外のエサは使わない。人の食料とのバッティング回避。

  ※まるごと食するのでエサの安全性には注意する必要がある。

 

 7.常に一定の個体数を維持する。繁殖力が維持。

 

 8.タガメ、ヤゴ等の水生昆虫の混入を防ぐ。捕食される。

 

 9.貝類の混入は許容する。水質浄化効果が期待できる。

 

 10.水処理システムに稚エビが吸引されるのを防ぐ。増殖阻害リスク排除。

Q-05 現在の研究課題は?

 

 1.固体の大型化、食べ応え

 

 2.水耕栽培とのシステム連携、排泄物の利用 

 

 3.簡易温調システムの開発、熱交換器の効率調整



 4.料理法の研究、需要の掘り起こし

 

 

専用濾過装置説明書

ZEBS研究に関するお問い合わせ

NPO法人 エスコット 柏環境研究所 
277-0011 千葉県柏市東上町4-17

tel:080-4365-0861 e.meil:ser.kashiwa@gmail.com

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