背景、概要と目的、仕組み、メリット
背景:
トランプ政権下での関税引き上げや規制緩和政策が企業経営に重くのしかかる中、物流コスト削減は競争力を守り抜き、収益を確保するための「決定的な鍵」となります。
この状況において、最新技術の導入やインフラ改善への迅速な対応は、単なる選択肢ではなく、生き残りをかけた必須戦略で今が行動するチャンスです。
概要と目的:
NPO ESCOTが提供する「EIR上のQRコードシステム」は、物流効率の向上と環境負荷軽減を可能とする革新的ソリューションです。
地下鉄、大手町駅では点字板上にQRコードを記載し目の不自由な方の安全性を劇的に向上させました。
このシステムでは「空コンテナ返却」の柔軟性を高めることで、以下の効果がゼロ・コストで実現できます。
- 物流効率化:空コンテナ返却先の指定を柔軟化し、過剰在庫拠点から不足拠点への誘導を促す。
- CO2削減:燃料消費の削減により、輸送セクター全体の環境負荷を軽減。
*定理「三角形の1辺の長さは2辺の和より短い」 - 競争力向上:ドライバー負担軽減や地方港・内陸デポの活性化を通じサプライチェーンの国際競争力強化。
具体的な仕組み:
- QRコード活用:
- EIR(イクイップメント・インターチェンジ・レシート)に通常返却先、またはQRコードを記載。
- ドライバーがQRコードを開くと返却可能な拠点が示され簡単に申請可能。
- 全コンテナのQRコード管理も可能
- 返却プロセス:
- QRコードクリック後、船社サイトで返却希望地を選択。
- 指示に従い返却手続きを実施。
メリット:
船社側
- コスト削減: 空コンテナ回送やハンドリングコストの低減。
- 環境貢献:CO2削減効果の数値化。「削減効果=デフォルト値ー改善値」
- マーケティング効果: 荷主企業への利便性向上。
- 地方港活性化:地域間バランス改善による経済効果。
- 内陸デポ活用促進: コンテナ・ラウンド・ユース増加。
輸送セクター側:
- ドライバー負担軽減:返却地変更による時間短縮。
- コスト削減:燃料費や高速道路使用料の低減。
- 機器有効活用: ヘッド、シャーシ利用効率向上。
荷主企業側:
- SDGs:陸上コストでの持続可能性維持
- 内貨輸送支援:自らの国内輸送との連携輸送も可能に
空コンテナ返却慣習見直しから・・・
- EIRでの空コンテナの返却場所における一律記載を改める。
- 荷主、輸送セクターのニーズを反映する仕組みを提供手段を考案する。
今すぐ出来る改善例
1)過剰在庫の東京返却指定を見直し、在庫不足の横浜返却を促す。
☆運送セクターのニーズ:
①東京港は混雑するので横浜で返却したい。
②返却後の輸入が横浜にあるので横浜返却したい。
③横浜の方が返却地として近い。

2)情報不足により在庫不足の仙台港周辺を通り過ぎて東京港まで返却
☆運送セクターのニーズ:
①仙台港に返却出来るなら、仙台の輸入貨物を扱える。
②仙台港に返却できればヘッドが自由になり、次の仕事が始められる。
③時短の為、京浜までの長距離は出来れば控えたい。

3)過剰在庫の東京返却の一律指定を見直しICD(内陸デポ)への返却可能性を示唆する。
☆運送セクターのニーズ:
①東京港は混雑するのでICD(インランドデポ)で返却したい。
②返却後は実入りの引き取りから始められる。
*ICDの実入り輸送実施の可能性=運賃次第
③ドライバーの定時制運航の可能性も生まれる。
☆荷主事情:
①コンテナ・ラウンド・ユースとしての運賃が期待できる。
②ICDへの搬入で物流在庫調整が出来る。
③有事での対応と国内輸送での活用も検討したい。

QRコードでコミュニケーション活性化
船社はEIR(機器インターチェンジレシート)の返却先欄に「通常返却先またはQRコード」を記載し、ドライバーが希望する返却場所を簡単に申請できる仕組みを構築。これにより、物流ネットワーク全体が効率化され、新たな競争力が生まれます。
EIR上のQRコード記載例
①EIRのコンテナ返却先欄に「通常返却先またはQRコード」と記載する。
記載例:大井00号 or QR
②船社窓口サイトに導き希望返却場所申請を行い実施する。

実施手順
①EIR上のQRコードをクリック
②サイト上のリストから当該コンテナ所有船社をクリック
③船社サイト上から返却希望拠点を探しクリック
④表示されるコンタクト先の指示に従って返却を実施
*返却時の条件:フリータイム、ダメージ、リースコンテナ制限を確認
空コンテナ返却先変更の実施サイト例:船社選定
以下のリストの船社名をクリックしてください。
各船社サイトより返却希望地をお選びください。OOCL
ONE
MSK
MSC
WHL
EMC
COSCO
SITC
*返却可能な返却地は基本的に当該コンテナ不足拠点でとなります。
*通常条件:ダメージの無いコンテナ、その他、船社の規定によります。
船社サイト記載例:
○○海運の空コンテナは以下記載のコンテナ不足拠点で返却出来ます。
1)北海道、東北、北陸エリア
仙台港:40ft HC
新潟東港:20ft2)関東、中部エリア
常陸那珂港:40ft HC
千葉港:20ft
坂東デポ:40ft HC
佐野インランドポート:40ft HC3)近畿関西エリア
神戸港:20ft,40ft HC*受付条件:ダメージなし、リースバン指定なし
お手元のEIRの余白に返却地を記載しFAXまたは画像添付にてお送り下さい。
FAX:03-1111-1111
画像添付メール:empty.return@○○.com
電話でのお問合せ:03-2222-2222
NPO ESCOT
e.mail:ser.kashiwa@gmail.com
mobil:+81-80-4365-0861
fax:+81-471-66-4128
https://www.npo-escot.org