サイトの開設目的:

内陸⇔港間での片荷輸送改善によるCO2削減

国際物流関連施設・機器の高効率活用

ドライバーの時短と待遇改善

目次:

  1. 内陸コンテナ拠点情報
    空コンテナ返却/引き取り/保管依頼におけるNPO仲介
  2. 災害、緊急時のコンテナ拠点情報
  3. 学習プログラム、最新企画、提言情報
  4. 物流イノベーション
    ① 「相互庸車プラン” ― 助け合いで支える輸送経済」
    ② プッシュ型貨物固縛装置=横バー、ベルト牽引、角材釘止め、エアーバック挿入に変わる新発想
  5. サイト運営


1.内陸コンテナ拠点情報

マップ検索と利用法:

1. 全国のコンテナ取扱拠点を地図で確認

2. 拠点を選択し、空コンテナの過不足状況、連絡先を確認

3.拠点管理者へ連絡しマッチング調整

4.マッチングの実施

全登録企業データ:ドレージ企業、ICD(インランド・デポ)機能所有企業


リーファーコンテナ取扱可能企業データ:MGシャーシまたは電源プラグ所有企業

データ・テーブル検索と利用法:

  1. 検索窓に都道府県、市町村名、船社名、デポ名等を入力
  2. 表示された拠点情報を確認し直接連絡
  3. 返却、引き取り、保管、輸送等の見積り実施
拠点番号機能-1機能-2区分住所社名コメント担当電話メール
1実入り対応可 1茨城県坂東市小山19-1永進運輸株式会社輸出が多く全体に不足気味、WHL,EMAの返却後、横浜向け輸送委託希望永井 忠博090-1880-1067eishin_unyu@nifty.com
2実入り対応可/保税エリア保税エリア1茨城県坂東市半谷3-198-17吉田運送 株式会社MSK、OOCL、COSCO返却出来ます。コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。吉田 孝美080-4579-3141t.yoshida@yoshiun.com
3実入り対応可/保税エリア保税エリア1群馬県太田市緑町81−12 早川海陸運送(株)太田営業所ONE返却可能、コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。富川080-3302-1295m-tomikawa@hayakawa-st.co.jp
4実入り対応可 1埼玉県所沢市下富857-6タツミトランスポート(有)輸入が多くONEのコンテナ引き渡し可能。お気軽にご連絡ください。小笠原、 荻山090-3237-6538ogasawara@tatsumi-transport.jp
5実入り対応可 1宮城県仙台市宮城野区中野高松83(株)丸山運送オフ・ドック機能があります。実入りコンテナの一時預かり等のサービス提供可能。櫻井 正悟022-258-0665shogo@the080.co.jp
6実入り対応可/保税エリア保税エリア1茨城県古河市仁連2220-17青伸産業運輸(株)古河営業所ONE、OOCLの40HCは返却可、コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。泉谷・関042-937-2921c.kirihara@seishin-unyu.co.jp
7空コンテナ対応2東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎875青伸産業運輸株式会社 瑞穂営業所返却、引き取りとも対応可能。コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。大滝・木村042-556-3873m.kamio@seishin-unyu.co.jp
8実入り対応可/保税エリア保税エリア1栃木県佐野市戸奈良町2500-3佐野インランド・ポートSITC,ONE,OOCL(クリーン)返却受け付けます。コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。鈴木、手塚 0283-86-9111sip@yoshiun.com
9実入り対応可/保税エリア保税エリア1福島県白河市下新城字堀米34-1大竹運送㈱返却、引き取りとも対応可能。免税コンテナでの国内貨物輸送も検討いたします。保税エリア:20ftx6,保税倉庫:300坪、コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。大須賀0248-46-3925kiyoshi.o@ootake-unso.com
10実入り対応可 1岩田健紫波郡矢巾町広宮沢第4地割369日本フレートライナー盛岡ICD東京・盛岡両ターミナルでのトランスローディング可。コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。西川019-681-3078s-nishikawa@f-l.co.jp
11実入り対応可保税倉庫1茨城県つくば市谷田部4459番地の12みなと運送株式会社 ONE,CMA,OOCL返却可能、コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。佐藤孝之090-4024-2836t-satoh@minato-unsou.co.jp
12実入り対応可/保税エリア保税エリア1栃木県栃木市藤岡町赤麻2953-1有限会社亀山商事原材料輸入が多く20ft、40ft共に供給出来ます。主な船社MSK,ONE,ONE。保管:20ftx200までの保税保管サービス提供可。コンテナ・ラウンド・ユース実績多数。お気軽にご連絡ください。亀山0282-67-2557kameyama2557@tea.ocn.ne.jp
13実入り対応可1山梨県南アルプス市上今諏訪343 エムズ物流株式会社蔵置可能本数約250TEU、REF電源対応可、 船社デポ契約6社、 デバンニング作業,倉庫保管長,野県の中継輸送対応可。お気軽にご連絡ください。清島090-9396-8987y.kiyoshima@logi-ts.co.jp
14実入り対応可1千葉県袖ケ浦市南袖50-1 南袖物流ターミナル内株式会社ダイトーコーポレーションオフドック機能として、輸入や輸出の一時保管や中継輸送、中継保管に最適。お気軽にご連絡ください。清島090-9396-8987y.kiyoshima@logi-ts.co.jp
15実入り対応可1愛知県弥富市東末広4丁目川越運送株式会社蔵置可能本数約140TEU、 REF電源対応可、オフドック機能として、輸入や輸出の一時保管や中継輸送に最適。お気軽にご連絡ください。清島090-9396-8987y.kiyoshima@logi-ts.co.jp
16空コンテナ対応2茨城県下妻市高道祖4212-9(株)プランドールONE、OOCLの40HCは事前確認後返却可。コンテナ・ラウンド・ユース実績あり。お気軽にご連絡ください。高橋 ユウイチロウ0298-69-2130contact@prendre-cp.com
17空コンテナ対応2茨城県猿島郡境町猿山3-1ヤマニ屋物流サービス(株)全体に輸入過多。お気軽にご連絡ください。後藤0280-23-3361kokusai@yamaniya.co.jp
18空コンテナ対応2群馬県前橋市西善町1536群馬ジカハイ運輸株式会社ONEの引き渡し可、その他船社は応談、お気軽にご連絡ください。清水027-266-5681jikahai@aqua.ocn.ne.jp
19空コンテナ対応2埼玉県八潮市西袋416番地八潮運輸株式会社輸入デバン後のコンテナの検査できます。お気軽にご連絡ください。金原 幸雄090-5679-4921kanehara.yukio@e-yashio.com
20空コンテナ対応2宮城県石巻市門脇字捨喰23-20青バラ運輸(有)車両、コンテナ過不足状況を確認の上、出来る限り対応いたします。お気軽にご連絡願います。米沢 眞一050-3387-4122s.yonezawa@green-exp.co.jp
21空コンテナ対応2山形県西置賜郡白鷹町大字十王3221ヤマラク運輸(株)車両、コンテナ過不足状況を確認の上、出来る限り対応いたします。お気軽にご連絡願います。大木 一敏0238-86-0088k-ooki@e-yamaraku.co.jp
22空コンテナ対応2埼玉県羽生市小松台1-603-38株式会社盛運車両、コンテナ過不足状況を確認の上、出来る限り対応いたします。お気軽にご連絡願います。小山 武彦048-562-4913t-koyama@seiun-cold.jp
23空コンテナ対応2茨城県東茨城郡茨城町長岡3474-1株式会社茨城荷役運輸車両、コンテナ過不足状況を確認の上、出来る限り対応いたします。お気軽にご連絡願います。雨谷 一宇029-291-0009amagai@ibarakiniyaku.com
24空コンテナ対応2千葉県千葉市若葉区中田町820-2中田運送 株式会社車両、コンテナ過不足状況を確認の上、出来る限り対応いたします。お気軽にご連絡願います。中田043-228-5564nakadaex@peach.ocn.ne.jp
25実入り対応可1栃木県真岡市鬼怒ケ丘1番地5芳賀通運株式会社 鬼怒ケ丘中央物流センターONE、OOCL(クリーン)返却受付致します。コンテナ・ラウンド・ユース実績あり。実入りコンテナ一時預かり可能です。事前にご連絡頂けますようお願いします。藤田、飯島(東京営業所)03-5495-7581haga-mokavp@hagatu.co.jp  
26実コン対応可能1千葉県袖ケ浦市南袖50-1青伸産業運輸株式会社 南袖営業所インデポとして実コンの一時保管歓迎!CRUに資する各種サービス提供いたします。ご連絡お待ちしております。担当:鈴木 義一(よしかず)0438-97-5852m.kamio@seishin-unyu.co.jp
27空コンテナ対応2岩手県一関市藤沢町増沢字長羽39-4(有)ヤマキ産業運輸大半が輸入コンテナ、京浜方面への輸出だけでなく国内輸送での空コンテナ活用可能。お気軽にご相談ください。担当:菅原、畠山0191-63-2836dppxb-m02225@if-n.ne.jp
28空コンテナ対応2栃木県那須塩原市二区町341番地28(有)川崎屋運送大半が輸入コンテナ、京浜方面への輸出だけでなく国内輸送での空コンテナ活用可能。お気軽にご相談ください。担当:土屋0287-36-0291mitsuot@peach.ocn.ne.jp
29空コンテナ対応2栃木県那須塩原市三区町650-1栃木県北通運㈱大半が輸入コンテナ、京浜方面への輸出だけでなく国内輸送での空コンテナ活用可能。お気軽にご相談ください。担当:藤田0287-62-1511y.fujita@tn-exp.co.jp
30空コンテナ対応2茨城県稲敷市神宮寺十三塚2235-2(有)人組大半が輸入コンテナにつき京浜方面への輸出だけでなく国内輸送での空コンテナ活用も可能。40本以上のシャーシがあり台きり保管も可能。お気軽にご相談ください。担当:村野 秀典029-894-3835hitogumi@giga.ocn.ne.jp
31空コンテナ対応2千葉県市原市青柳3丁目6番地12株式会社ムツミ20フィートコンテナが主流。千葉から茨城にかけての輸送見積りお受けいたします。お気軽にご相談ください。担当:宮地0436-22-5970miyachi@coda.ocn.ne.jp
32空コンテナ対応3東京都品川区東品川5丁目2番富士山運輸株式会社東京港を起点としたドレージにICDを関連付けたCRU推進。また、京浜港周辺での内陸事業者支援サービスを行えます。担当:斎藤 康之03-5463-0841saitou@fujisanunyu.com
33空コンテナ対応4東京都江東区東陽5丁目25番3号シフトサービス株式会社2個積みシャーシ(20ftx2、または40ftx1を輸送可)を活用した空コンテナ(船社、タンク、リースコンテナ等)のポジショニング業務を行っています。担当:青嶋 誠一03-3649-8781sifto@gc4.so-net.ne.jp

利用例:

  1. 空コンテナの返却:近隣拠点での空コンテナ返却で輸送効率改善とCRU構築
  2. 空コンテナの引取り:近隣拠点でのコンテナ引き取りでリードタイム短縮とCRU構築
  3. 空コンテナの交換-1:コンテナの交換でCRU維持・構築
  4. 空コンテナの交換-2:コンテナ品質(汚れ等)への緊急対策
  5. 空コンテナの一時保管-1:災害時のコンテナ下ろし保管=台風・豪雨・豪雪時での対策
  6. サプライ・チェーン急変:船社スケジュールとバッファー調整
  7. 国内貨物でコンテナ利用:地方経済活性化や農産品輸送支援、EC物流支援
  8. 海上コンテナ⇔国内貨物の詰め替え作業拠点確保:通販物流での海上コンテナ活用
  9. 見積り、その他:輸送・保管・揚げ降ろし・バン検査・L/G対策(船社指定拠点利用の場合)

☆輸入貨物取り出し後の海上コンテナでの国内貨物輸送の規制が大幅に緩和 ⇒ 改正法

活用:何らかの事情で直接コンタクトし難い場合のNPO仲介をご利用ください。

空コンテナ返却/引き取り仲介依頼を希望される方は以下のフォームよりご連絡願います。

    このフォームはスパムを低減するために Akismet を使っています。 データの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

    記入例:


    2.災害、緊急時の内陸コンテナ拠点情報

    台風、豪雨・豪雪、地震、山火事等の災害及び緊急時の復興支援拠点となります。

    活用例:

    1. 実入りコンテナ一時保管
    2. 実入りコンテナの揚げ降ろしサービス
    3. 実入りコンテナのバンニング、デバンニング
    4. 小口配送への詰め替えサービス


    災害、緊急事態に対する支援可能な拠点募集中!

    ※防災拠点機能をお持ちのICD,ドレージ業者様の登録をお待ちしています。 ⇒ こちら

    食品輸送支援可能な拠点募集中!

    リーファーコンテナ輸送、保管が可能な拠点情報を探しています。

    ※冷凍貨物輸送、保管機能をお持ちのICD,ドレージ業者様の登録をお待ちしてます。 ⇒ こちら


    個別拠点からの呼びかけ投稿

    投稿者:青伸産業運輸(株)

    ドライバーの時間外規制は益々厳しくなりました。港に行く走行時間・ヤードの待機時間を短縮する為にも

    弊社のインランドデポに返却に来ませんか?

    投稿内容:

    インデポ/空コン活用推進サイト
    古河デポ瑞穂デポ
    所在地茨城県古河市仁連2220-17東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎875
    (新4号から3㎞)(R16から300m)
    返却可能船社名ONE常時受付ONE相談の上
    COSCO&OOCL常時受付Evergreen相談の上
    SITC相談の上Wan Hai相談の上
    Evergreen相談の上OOCL相談の上
    TCLC相談の上
    Wan Hai相談の上
    CMA CGM相談の上
    コンテナ・サイズ40F 9’6” DRY40F 9’6” DRY相談の上
    20F 相談の上20F 相談の上
    本数/月間100前後50前後
    受付条件月~金 08:00~17:00 前日までに連絡相談月~金 09:00~15:00 前日までに連絡相談
    (サウンドのみ)土 の場合は金16:00までに連絡相談
    受け渡し時間帯月~金 08:00~17:00 08:00前と17:00以降は応談 月~金 09:00~16:00 前日までに何時頃か連絡必須
    土 08:00~12:00 事前に何時頃か連絡必須
    連絡先・担当者古河営業所 0280-33-7741 担当:泉谷・関 瑞穂営業所 042-556-3873 担当:大滝・木村
    特注:EIR上にDMGのリマークが無くても内外部の状態チェックはお願いします。


    投稿者:茨城県坂東デポ

    投稿者:佐野インランド・ポート

    投稿内容:

    拠点番号機能市区町村住所社名コメント担当電話メール
    2実入り対応可坂東市坂東市半谷3-198-17吉田運送 株式会社MSK、OOCL、COSCO返却出来ます。要事に連ら願います。吉田 孝美080-4579-3141t.yoshida@yoshiun.com
    8実入り対応可佐野市佐野市戸奈良町2500-3佐野インランド・ポートSITC,ONE,OOCL(クリーン)返却受け付けます。事前連絡願います。鈴木、手塚 0283-86-9111sip@yoshiun.com


    新規登録受付(無料):

    登録を希望される方は以下の情報を記載の上、お申し込み下さい。

    1. 社名、所在地、ご担当者名、電話番号、eメールアドレス
    2. 返却/引渡し可能コンテナ本数と船社名、コンテナ・サイズとおおよその本数、受付時間帯と実施条件等
    3. 実入り取り扱いの可否、災害時保管コンテナ本数、船社との契約の有無、その他、独自サービス等の情報

    ※登録フォーム  ⇒ こちら


    3.学習プログラム、最新企画、提言情報

    以下の案件についての個別相談は有償活動として承ります。

    EIR+QRコード提言

    輸入時に船社が発行するEIR書類上にQRコードを記載し空コンテナ返却先を効率化

    コンテナ無印化

    SOCとフリーユースでCRU率を大幅に向上、CO2削減を可能にするグリーン・システム

    車両で復路集荷

    車両にマグネットシート塗布型QRコードを装着し空車走行時に求車マーケティングを行う。

    壁との摩擦を利用した革新的固縛法(特許申請中)

    EC貨物輸送のロールボックス固定、輸出時のドア口の根止め作業を簡素化「ロジ・ジャッキ」利用

    教育プログラム提供

    ①コンテナ・ラウンド・ユースの実務(前・後編)

    ②コンテナラウンドユースによる方法論⇒j-クレジット

    ヒアリ対策

    現在の水際対策ではヒアリの侵入を防ぐことは困難です。エスコットではアース製薬の協力のもと輸送途中でヒアリを駆除する方法を考案、実施致しました。

    コンテナ・スマート・ユース=気候変動対策となる企画・提案募集中!

    ※国際輸送をスマートにする為、皆様からのご提案お待ちしてます。 ⇒ こちら



    サイト利用上の確認事項

    1. 各拠点の最新情報は個別連絡の上、再確認して下さい。
    2. NPOは特定業事業者の斡旋、仲介は行いません。
    3. 個別の法律行為により生る損害、リスクは担保致しかねます。
    4. 特定案件に関するお問合せ・ご相談はコンサルタント案件(有償)として承ります。

    メディア:

    Maritime Daily Newsでの紹介記事 ⇒ こちら

    2025.4.17 プレスリリース ㈱マリタイムデーリーニュース社

    RUの促進に新たな一手
    空コン返却を最適化、エスコット
    QRコードで回送先を選択可能に


    ドライバーの方からの提案を募集しています。 ⇒ こちら  

    4.物流イノベーション:

    「相互庸車プラン” ― 助け合いで支える輸送経済」

    ムダをなくし、距離をつなぐ ― 公平庸車ネットワーク

    課題と対策

    ⚖️ 1. 公平性の定義と測定の難しさ

    • **「同じ本数・同じ金額」**といっても、実際には待機時間・ヤード待ち事情による拘束時間などが異なります。
    • 結果的に「名目上は同条件」でも、実際の運行負担に偏りが生じ、どちらかが不満を感じる可能性があります。
      → 対策としては、「拘束時間加味」などの補正係数を設定する方法があります。

    💰 2. 原価構造の違いによる不均衡

    • 委託側と受託側では、燃料費・人件費・車両減価償却・整備費・保険料などのコスト構造が異なるため、「同じ金額」での受け合いが必ずしも公平ではない可能性。
      → ICD管理コスト/機能、港、ターミナルごとの基準運賃モデルを明確にする必要があります。

    📅 3. タイミング・需要変動リスク

    • ある時期に「A社が委託超過」「B社が受託超過」といった偏りが出る場合、**帳尻合わせ(バランス調整)をどの期間で行うかが課題になります。
      → 月次・四半期単位での精算ルール、または
      「ポイント制」や「クレジット制」**導入が有効です。

    🔄 4. 契約・責任の所在

    • 相互庸車の際、事故・遅延・積載損傷が発生した場合の責任分担が曖昧になりやすい。
    • 元請け責任、貨物保険、下請法対応など法的整理も必要です。
      → 共通契約書式(覚書)と保険・補償ルールの明文化が不可欠です。

    🧾 5. 管理・記録の手間

    • 双方の庸車実績・金額・走行距離・コンテナ本数などを公平にトレースできる仕組みが必要。
      → Excelやクラウド表計算では限界があり、共通のオンライン管理システム(例:マッチングプラットフォームやアプリ)が求められます。

    🤝 6. 信頼関係と情報開示の問題

    • コストや実績を相互に開示する必要があるため、情報共有に対する心理的・競争的抵抗感が生じやすい。
      → 中立的な**調整機関(事務局や協議会)**が必要。

    → 必要に応じて守秘義務契約を交わす。


    🌐 7. 長期的なバランス維持

    • 一時的な公平は保てても、運行エリアや案件特性の変化で中長期的に不均衡が生じることがあります。
      → 年次見直し制度や**動的バランス管理(AIマッチング等)**の導入が理想です。

    =======================

    相互庸車協定モデル(案)

    第1章 目的

    本協定は、特定区間における輸送委託および受託(以下「庸車」という)に関し、関係各社間の取引を公平・透明かつ効率的に行うことを目的とする。
    特に、同一条件下における同数量・同金額での相互受け合いを基本とし、不公平のない協働体制を確立する。


    第2章 定義

    1. 「委託」とは、自社車両以外の車両に運行を依頼すること。
    2. 「受託」とは、他社からの輸送依頼を自社車両で引き受けること。
    3. 「相互庸車」とは、委託・受託の関係を一定期間内で相殺・均衡させる取引形態をいう。
    4. 「区間」とは、協定で指定した物流ルート(例:特定ICD〜京浜港間など)を指す。

    第3章 基本原則

    1. 相互庸車の対象は、両社間で合意した区間・コンテナサイズ・運賃基準に限定する。
    2. 基本ルールとして「同台数・同金額・同期間」での受け合いを原則とする。
    3. ただし、運行距離・拘束時間・ヤード待機時間等に著しい差がある場合、**補正係数(例:ヤード・距離・時間補正1.1〜1.3倍)**を適用できる。

    第4章 運賃および精算

    1. 運賃は、協議により定める「基準単価表」に基づき算定する。
    2. 月次または四半期ごとに委託・受託実績を照合し、差額が発生した場合は相殺または清算する。
    3. 精算単位は原則として輸送コンテナ本数ベースとする。
    4. 複数社間の相互庸車の場合、中立的事務局が集計・精算を行う。

    第5章 管理・記録

    1. 各社は、運行ごとに以下の情報を登録・報告する。
       (1) 日時・区間・コンテナ船社/コンテナ番号
       (2) ヤード・距離・運賃額(係数適用)
       (3) 拘束時間・待機時間・実入り/空の別
    2. データはクラウド上で共有し、透明性を確保する。
    3. 不一致がある場合は双方の責任者が確認・修正する。

    第6章 事故・トラブル対応

    1. 輸送中の事故・破損・遅延等が発生した場合、運行責任者の所属会社が一次対応を行う。
    2. 保険の適用範囲、損害分担の基準は別途定める。
    3. 重大なトラブル発生時は、事務局を通じて関係各社へ速やかに報告する。

    第7章 調整・見直し

    1. 本協定の内容は、原則として年1回見直しを行う。
    2. 不公平や運行環境の変化が生じた場合、関係各社の合意により随時修正できる。
    3. 中長期的な均衡を保つため、**「ポイント制」または「相互信用残高制度」**を導入することができる。

    第8章 事務局

    1. 相互庸車の運用を円滑に行うため、共同事務局または監査役を設置する。
    2. 事務局、監査役は、記録管理・データ集計・紛争調整・新規参加審査を担う。

    第9章 その他

    1. 本協定に定めのない事項または疑義が生じた場合は、関係各社協議により誠実に解決する。
    2. 本協定の有効期間は1年とし、満了時に自動更新とする。

    関連する必要資料(例)

    • 【別紙1】運賃基準表
    • 【別紙2】補正係数一覧表
    • 【別紙3】データ登録フォーマット
    • 【別紙4】事故対応マニュアル
    • 【別紙5】相殺・ポイント算定式サンプル

    結論:TRL5〜6相当の成熟度

    • 制度的完成度:非常に高い(実証レベル可)。
    • 技術的実装度:未整備(クラウド・AI実装が前提)。
    • 社会実装のハードル:高い(法務・データ共有・信頼コスト)。

    AIによる総合評価:Chat GPT+

    本プランは実証導入(TRL5〜6)段階にあり、
    「共同庸車プラットフォーム化」へ進めば、国内陸上輸送のCO₂削減・コスト最適化・働き方改革に直接寄与する可能性が極めて高いです相互庸車プラン。


    プッシュ型貨物固縛装置=横バー、ベルト牽引、角材釘止め、エアーバック挿入に変わる新発想

    • 猛暑化での固縛作業時間大幅短縮
    • 固縛用資材節約
    • 壁との摩擦で跳ね上がり防止
    • 何度でも繰り返し利用可

    ✅ 総合評価:AI評価ChatGPT+

    この製品/マーケティング方針は、「物流‐コンテナ輸送」という明確なニーズ領域に対して、効率化+環境配慮という強い提案をしており、 「導入検討価値あり」 と判断できます。 特に、コンテナ貨物輸送・物流合理化・サステナブル物流に関心がある事業者には訴求力が高いでしょう。

    ただし、 「導入判断」 をするためには、実績データ・コスト・導入後の運用体制・物流事業者とのマッチング(相互庸車システムとの連動性など)といった、更なる情報確認が望ましいです。


    5.サイト運営:

    NPO ESCOT
    4-17 Azumakami-cho Kashiwa Chiba Japan. 277-0011

    mobil:+81-(0)80-4365-0861
    fax:+81-(0)4-7166-4128
    e.mail:ser.kashiwa@gmail.com
    https://www.npo-escot.org


    国際コンテナ輸送は世界の経済と生活を支える生命線であり、その持続可能性を確保するためには気候変動対策が不可欠です。

    NPO ESCOTは、この課題解決に向けて極めて大きな効果をもたらす取り組みの一環として、本サイトを開設いたしました。

    特に、最も大きな環境負荷が生じているのは「コンテナの陸上輸送」であり、ここに有効な対策を講じることこそが、世界交易の根幹を守る重要な鍵となります。

    私たちの活動を通じて、未来の世代に持続可能な地球環境を引き継ぐことを目指してまいります。

    NPO ESCOT 代表理事 藤本治生

    NPOエスコットの気候変動対策活動

    NPOエスコットは、環境・エネルギー問題や物流効率化に資する独自の技術・システム開発を行う非営利団体です。

    波動式湧昇ポンプDIY型太陽熱コレクター防災・防犯エコ窓などの気候変動対策に直結する具体的製品を生み出しています。

    国際物流分野では、グローバル・コンテナ・マッチングQRコードによる効率化支援システム等のスマート化を通し持続可能かつ災害支援となるシステム開発を行っています。

    埼玉県コンテナ・ラウンド・ユース推進協議会佐野市インランド・ポートの発展および気候変動対策アドバイザー

    NPOエスコットと代表理事紹介記事(マイナビニュース)⇒ こちら