気候変動対策、海洋プロジェクト
海洋冷却・CO₂削減技術 共同プロジェクト

― 参加企業・団体の募集 ―
NPOエスコットでは、
「波動式湧昇ポンプ」をはじめとする海面水温の低減・海洋CO₂吸収・沿岸環境の改善につながる技術を、
他の企業・団体が持つ技術・アイデアと組み合わせて実証していく共同プロジェクトを立ち上げます。
気候変動の進行や海面水温の上昇、沿岸災害リスクの増大は、
一つの技術だけでは解決が難しい課題です。
そこで、複数の技術を組み合わせた「オープンな実証フィールド」をつくり、
産学官・NPOが一緒になって新しい解決策を試していく場をつくります。
プロジェクトの目的
- 海面水温の上昇抑制や海洋CO₂除去(CDR)につながる実用的な技術パッケージをつくる
- 漁業・港湾・沿岸地域の課題に対し、現場で使える仕組みとして検証する
- 企業・大学・研究機関・自治体などとの技術連携・共同研究のプラットフォームをつくる
- 国際会議やシンポジウム等で、日本発の実証事例として発信していく
エスコットが提供できる主な技術・リソース
- 波動式湧昇ポンプによる浅海層の冷水揚水・海面ギリギリでの広域拡散技術
- 小規模・分散型で設置可能な低コスト装置の設計・製作ノウハウ
- 現場での長期耐久試験・データ取得の経験
- 東京湾・湖沼・沿岸域での実証実験の企画・調整力
- NPOとしての中立的なコーディネート(関係者調整・広報・成果発信)
※本プロジェクトは、湧昇ポンプに限定したものではありません。
他社・他団体が持つ技術と組み合わせて、複数技術の「セット」での効果検証をめざします。
一緒に連携したい技術・分野の例
- 海水冷却・海面冷却・上層水拡散などの海洋環境技術
- 水中ポンプ・フロート・係留・材料などの海洋機器・エンジニアリング技術
- センサー・データロガー・遠隔監視システムなどの計測・IoT技術
- モデル解析・シミュレーション・CDR評価などの大学・研究機関の知見
- 漁業・養殖・観光・港湾物流など、現場ニーズを持つ事業者の方々
- 自治体・公的機関による実証フィールド提供や制度面での協力
上記以外でも、「自社技術が海洋・気候分野で活かせるか試してみたい」という
企業・団体の皆様のお問い合わせを歓迎いたします。
参加企業・団体のメリット
- 自社技術を実際の海・湖・沿岸フィールドで検証できる
- 他の技術との組み合わせにより、新しいビジネスモデル・サービスの可能性を探れる
- 共同プロジェクトとして、補助金・研究費申請の連携がしやすくなる
- 学会・シンポジウム・国際会議等で、共同成果として発表・発信できる
- NPOエスコットのネットワークを通じて、関連分野のパートナーとの接点が広がる
プロジェクトの進め方(イメージ)
- 関心表明・ヒアリング
- 参加希望の企業・団体から、技術内容・関心テーマをお伺いします。
- テーマごとの連携検討会
- 海面冷却、沿岸防災、漁場改善、CDR評価など、テーマ別に小さな検討グループをつくり、
どのフィールドで、どの技術を、どのように組み合わせるか協議します。
- 海面冷却、沿岸防災、漁場改善、CDR評価など、テーマ別に小さな検討グループをつくり、
- 小規模実証からスタート
- 無理のない規模で実証を行い、データ取得と改善を繰り返します。
- 成果の取りまとめと次の展開
- 成果を共同レポート・学会発表・シンポジウム等で公開し、
次の拡大実証や事業化につなげます。
- 成果を共同レポート・学会発表・シンポジウム等で公開し、
参加対象
- 技術や製品をお持ちの企業
- 海洋・環境・エネルギー・防災分野の大学・研究機関
- 漁業協同組合、港湾・物流関係、観光事業者などの現場事業者
- 自治体・公的機関・NPOなど、実証フィールドや制度面で協力いただける団体
お問い合わせ・参加のご相談
本プロジェクトへの参加にご関心のある方は、
下記のいずれかの方法でご連絡ください。
- お問い合わせフォーム:こちら
- メール-:ser.kashiwa@gmail.com
- -電話:080-4365-0861
件名に「共同プロジェクト参加希望」または「技術連携の相談」とご記入いただけると、
スムーズにご対応できます。
