アメリカ水アブによる食品ゴミ再資源化
アメリカミズアブの可能性に関する研究を再開します!
食品廃棄物の現状:

アメリカ水アブとは?

中国での活用例:
中国が抱える厄介な問題、食品廃棄物の山を減らしてくれる救世主
人口14億人の中国では、国民1人当たり年30キロ近い食料が廃棄されている。
アメリカミズアブの幼虫は米大陸原産で、1日に体重の2倍の残飯を食べる。
平均すると、1キロの幼虫は4時間で2キロのごみを消費できる。
四川(Sichuan)省彭山(Pengshan)の農場では、この幼虫を高タンパクの飼料として
家畜に与え、その排せつ物を有機肥料としている。
成都(Chengdu)で2000軒の飲食店から廃棄物を収集する業者の
「チェンウェイ・エンバイロメント(Chengwei Environment)」から廃棄された食品を購入している。
同社のワン・ジンファ(Wang Jinhua)代表によれば、
「(アメリカミズアブの幼虫の群れの中に)魚を入れると白い骨しか残らない」。
エスコットでの培養試験:
①処理速度が微生物とは比較にならない程はやい。
②汲み取り式トイレのウジと混同されているがハエと違い食品を求め家庭内を飛び交う事はない。
③アブと言っても人を刺す事はない。
④デメリット:独特の臭いがする/食事風景が貪欲で見たくない等

強アルカリ発生:殺菌作用があると推定される。

食べ残した弁当をアルカリの力で隅々まできれいに:トレー分別における洗浄手間が省ける可能性がある。

嗜好実験:肉、魚、野菜等を混ぜる事がで栄養バランスをとる。肉類は好みの模様。

初期の培養装置:現在も使用中であるが周年使用する場合、加温システムが必要
*保温集熱性を高めると同時にソーラー発電による電熱変換装置を検討中

アメリカ水アブ動画:食事中の方はご覧にならない方が良いと思います。
動画-1:

動画-2:

食べ残しを食べ、自身は家畜、養殖魚等の餌となり得る人類にとって都合の良い昆虫・・・!?

界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 昆虫綱 Insecta
目 : ハエ目 Diptera
亜目 : ハエ亜目 Brachycera
下目 : ミズアブ下目 Stratiomyomorpha
科 : ミズアブ科 Stratiomyidae
亜科 : アメリカミズアブ亜科 Hermetiinae
属 : Hermetia
種 : アメリカミズアブ H. illucens
問い合わせ:
NPOエスコット 代表理事 藤本治生
ser.kashiwa@gmail.com
080-4365-0861 fax:04-7166-4128
〒277-0011 千葉県柏市東上町4-17